豊中市庄内にある内科・循環器科・循環器内科/かきたクリニック 動悸、息切れが気になる方。糖尿病、高血圧、不整脈、高脂血症の治療。
高血圧の人の多くは、食事、飲酒、喫煙などの生活習慣が原因となっています。
また、高血圧には遺伝的要因も関与しています。
親などに高血圧の人がいる場合は、やはり高血圧になりやすく注意が必要です。
それでは、なぜ高血圧を放置するといけないのでしょうか?
高血圧になっても自覚症状はほとんどありません。しかし、高血圧を放置した状態が長く続くと、脳や心臓をはじめ腎臓、眼などに様々な障害が起こります。また、高血圧は動脈硬化を促進させます。動脈硬化も自覚症状を伴わず、動脈硬化で血管の75%が詰まっていても気が付かないほどです。
その結果、狭心症、脳梗塞、脳出血のどが引き起こされてしまいます。血圧が高いと脳卒中、心臓疾患により死亡する確率は高くなります。高血圧の程度が比較的軽い人でも未治療のまま放置すると7-10年で重大な合併症が発症するリスクが増大すると言われています。
高血圧の原因は90%程度不明ですが、残り10%程度の方は腎臓障害によるもの、ホルモン分泌異常によるものと考えられています。これらの人は原因を是正すれば高血圧が治癒する可能性があることから軽視できません。
以前は診察室で血圧を測って高いか低いかをみていましたが、血圧は一日の中でも変動します。さらに診察室では緊張のため血圧が上がってしまう人がおられ正しい血圧とは言えません。
そこで、最近は自宅での血圧が大事ではないかと考えられています。
手首で測定するものより肘で測定する機種の方が誤差が少ないと言われています。
いずれもリラックスした状態で測定します。
血圧の値ばかり気になって何回も測定する方がおられますが、一回目に測定した値を記録しましょう。
コレステロールは脂質のひとつで、もともと体の中にある成分です。
体内にあるコレステロールの7割前後は、体内で合成されています。
だから、食事からコレステロールをまったくとらなくても、血中には少なめですがコレステロールがあります。
また、食事からコレステロールをとり過ぎても、健康な人なら一定量以上は吸収されません。
しかし、高コレステロールの人はこのシステムに乱れが生じて、コレステロールを蓄積しやすくなっています。
いま体内にある分も減らさなければいけないんですから、食事からとるコレステロール量を減らすことは、とても重要です。
日本人の死因の第2位と3位を占めているのは、狭心症や心筋梗塞などを含めた心臓病と、脳出血や脳梗塞などの脳卒中です。
これらはどちらも、動脈硬化が原因となって起こる血管の病気です。
死因の第1位はがんですが、心臓病と脳卒中を合わせると総死亡の約30%を占めるので、動脈硬化を防ぐことはとても重要です。
さらに動脈硬化は、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因となります。
高脂血症は、遺伝子異常や他の病気に伴って現れるものもあるけれど、8割以上は多くの生活習慣に関連した原因が重なって発症してきます。
その原因の多くは、遺伝的な素因のほかに、過食、高脂肪食、運動不足などの悪い生活習慣や、それによる肥満があげられます。
つまり、食事にからんだ要因です。だから、高脂血症を防ぐにはまず、食事に心を配って食生活を適正に保つことが重要なんです。
生活習慣の改善は、血中脂質を下げるだけでなく、動脈硬化が進むのを防ぐのが目的です。
だから、動脈硬化を促進するほかの要素、高血圧、耐糖能異常、肥満なども改善できるよう生活を改善します。
そのおもな内容は、1.禁煙 2.食生活の是正 3.適正体重の維持 4.運動の増加です。
特に女性は更年期以降コレステロールが上がりやすくなります。
どうしても生活習慣が改善できな人や、生活習慣を改善しても血中脂質の数字が高いまま下がらないときには、動脈硬化、さらに心筋梗塞や脳梗塞へと進む危険性がどんどん高くなりますから、薬物療法も行うことになります。
また、家族性高コレステロール血症の場合には、積極的に薬物療法をはじめます。
脈がたまに飛ぶ程度の人は心配のないことがほとんどです。
また、運動や精神的な興奮によって脈が速くなる場合も多くは心配ありません。
ただ、不整脈がある場合は、何が原因で起こっているか、元に心臓病がないかなどを、最低一度は心電図検査などで確認してもらった方がよいでしょう。
不整脈といっても多くの種類があり様子をみてよいものから、直ちに治療する必要のあるものを区別しなければなりません。
そのためには、不整脈が起こったときの心電図が必要になります。
しかし、不整脈はいつ起きるのかわ予測できないのでホルター心電図で24時間連続して心電図を記録する検査もあります。
かぜ、インフルエンザ、気管支炎、肺炎、ぜんそく、肺気腫
胃潰瘍、逆流性食道炎、肝炎、肝硬変、便秘、下痢など
膀胱炎、腎盂腎炎、たんぱく尿、血尿
花粉症、鼻炎など
甲状腺疾患、貧血、ED治療など